【改善までの経過】
お申込時
精神的ストレスによる腹痛が以前からある。食後の腹痛も。排便するまでしぶり腹が続き、排便で落ち着くパターンが多いが、腹痛のみの場合もある。毎日1~2回起きる。痛くて泣く。母に甘える。病院でも心療内科的な問題だと言われている。
小さな頃は暗闇や大きな音が苦手。蠕動運動で腹痛を訴えることがあったり、37度台の発熱で、「しんどい」「助けて」とパニックのようになる。気分の浮き沈みが激しい。鼻閉がある。細身でスタミナがないタイプ。
途中経過(半年後)
ホメオパシーカウンセリング3回目を終えた時(開始から半年後)には、毎日1~2回下痢していたのが、週1~2回になる。
体力もついてきて、母にべったりくっついてくる感じも減ってきた。気分も安定してきた。鼻閉もほぼOK。
現在
お腹が痛くなるのは、月に1度程度になってきた。母に甘えてくる機会もかなり減った。
鼻も時々詰まることはあるが、薬を飲まず過ごせている。
以前は、母に怒られたり、母の機嫌が悪いとすぐにお腹が痛くなり下痢をしていたが、今は怒られてもお腹を下すことはなくなった。
ストレスに体が強くなった。
【主訴】
- 腹痛・下痢
- アレルギー性鼻炎
- 感覚過敏
- 自律神経失調気味
- 気分の落ち込み
【簡単なタイムライン】
母:ワクチンやホルモン剤、その他薬の使用歴あり(多め)
産後うつ病を発症。抗うつ剤の使用。精神の不安定さあり。
小1 弟が誕生。学校へ行こうとすると腹痛、のどの痛みが起きる。頻尿。アスペルガーの疑い。
小3 腹痛。学校に行けなくなる。週の半分を他県のフリースクールに通わせる(約半年)。夜尿は改善。
小4 腹痛が頻回になる。ホメオパシーカウンセリングへ
【それまでに受けた治療・セラピー】
その都度、病院を受診。
【内服・外用していた薬】
整腸剤、消化管用吸着剤、鎮痛剤、抗生物質、点鼻薬などを必要に応じて使用。
【ホメオパシーカウンセリング(健康相談)】
2018.06.03~2019.04.24 計6回
【藤川からのコメント】
遠方のため、ネットでお母さまからお話を伺い、カウンセリングを行いました。最初の数回は、カウンセリングの時にもお母さまの側にいることが多かったです。お母さまが私と話をしているのが寂しいのか、かまってかまってという態度でしたが、思うように相手にしてもらえないと腹痛を起こし、泣いて、お母さんに訴えていた姿が印象的です。
4回目の頃からか、カウンセリング中にお母さんの側にいることがほとんどなくなり、用事がある時だけ顔を出すようになりました。そして腹痛や下痢もほとんど起こさなくなりました。鼻炎も気にならなくなりました。
精神的なことがお腹に直結するお子さんでしたが、今ではストレスがかかっても、お腹を下すことがなくなっています。
今までは体調不良の問題もあり、小学校に登校できずにいましたが、ストレスにも強い体になってきたので、今後は小学校に行けるようにご家族の皆さんとともにサポートしていく予定です。